2010.07.21 Wednesday
台東都蘭阿美族豊年祭開始〜*

始まった〜。豊年祭=原住民の盆踊り大会みたいでしょ。

衣装がカラフルで台東の空にぴったり。
何度看てもスニーカーとTシャツじゃなければいいのに、と。
でも、よく考えてみれば
日本もワイシャツネクタイにハッピ着たりするな、とも。
足をどんどんと踏み込んだりするし、
一日中踊るので、スニーカーは絶対ほしいみたいです。
ここ都蘭は、階級の数だけTシャツの種類があります。
階級は5歳区切り、衣装も違います。
今年はちょっと特別で、
階級入りしていない子供のグループが成年になる歳でした。
つまり、五年に一度の成人式です。
なので、例年と違った光景が看られました。

まず、第一日目。
会場のど真ん中で列をなして椅子に座ってる。
しかも、男だけが階級ごとに。

これが、今度階級入りする坊ちゃんたち。
階級する前の少年は、パカルナイといいます。

隣に座ってる一個上の階級の人から
祭り周りのグッズをもらう儀式みたいです。

男子がお尻に付ける鈴をプレゼント交換として
準備している階級。

漁に必要な魚籠と網を準備している階級。
阿美族は海洋民族だからでしょう。

てっぽー??

ぴらぴら付き傘。
(*これは、重要なトトロの踊り(勝手に命名)に必要な踊りの道具です。
傘を開いてトトロみたいになってぴょんぴょんして踊るのに必要。)
この傘は、昔は槍だったそうです。
でも日本軍がやって来て、
「そんなの危ないからこれにしときなさい。」と傘を渡したら
「わーすごーおぉい。バサッてひらくぅ〜。」と喜んで
傘を開いてピョンピョンやるようになったらしいです。
槍を持って踊っていた、“勇者の舞”が
さらに、傘にぴろぴろ付けてファンシーになって
トトロそっくりになっちゃったのです。
そんな、物語がある重要な踊りの道具。

これは、刀。
これから人にプレゼントするっていうのに、
足元にゴロリと転がしちゃってるこの緩さ、。

儀式の最中にビールをストローで飲んでいる人。
(偶然、寄り目顔。。)


バカルナイの儀式は、お尻を叩かれたらお母さんの所に行って
生めれて初めての民族衣装を着けてもらいます(お母さんに)。
他の部族でもお尻は、よくたたきます。
若木信吾監督作品の映画「トーテムSong for home」でも
排湾族の尻たたきがのシーンが出てきますが、
竹に昇り、火を飛び越えてのお尻ペンペンなので
非常に儀式っぽいです。
が、都蘭阿美族の尻たたきは軽かった、。
というか、
5年の一度の都蘭阿美族は、ドタバタで段取りがイマイチ。
毎年やっている排湾族は演出がばっちり。
お母さんに衣装を付けてもらうのも
外でオール公開でみんなに看られながら、ミニスカートになるので
成人した感じがしない、ほのぼのな式でした。
日本人がこの儀式の演出を担当したら、
すごい手際よく民族衣装を着るように段取るし、
下の階級にあげる物は、簡単な台を用意してその上に置く、
Tシャツ、スニーカーはナシかな、と密かに考えました。
因みに、都蘭は、男子が超ミニで女子が長いスカートです。
バカルナイは、まだ足が細くてバンビっぽいです。

お昼は、昨日のビンロウの樹の皮で作った器で伝統食です。
料理は海鮮メインで、餅米主食。
実は、そんなに美味しくない。
伝統食とはそうゆうものですね。

しゃがみこんで、手で食べる。
周りで看てる観光客も、ちょっと味見が出来るのですが、
味見するなら上の階級の方がおすすめです。
というのも、上の階級の方が材料が豊富だから。
観光客は、部落の人が一通り手をつけたら
ズンズン入ってどの階級も食べれちゃったりするのですが
部落内の人間は、上下関係を重んじるので
かわいそうだけど自分とこの階級のしか食べれません。

ちょっと味見したら、おなかが減ったので
私たちもご飯を食べに行きました。
これは、私たちのお昼。
水餃子、ジャージャー麺、ルゥウェイ。
都蘭は、あんまり食べるお店がないので
4年くらい前に出来たセブンイレブンのカップラーメンが
キラキラして見えます。
もちろん、部落内の人は水餃子を食べに行けません。
因に、
観光客は気楽なので、彼らの祭りの重要さ分かっていない事が多いです。
手をつないだ巨大な盆踊りの円の中に入って
パシャパシャ接写したりして顔写真を撮るので、
去年から規制が厳しくなりました。
どんな規制かというと。。

例えば、ほら、看てください。
このカメラマン。
なんと、民族衣装を来た人しか
近くで写真を撮れなくなったのです。
知り合いがいなければもちろん服もないし、
なんなら、ミニスカートはいてみろ、的な度胸試しなのかもしれません。
ご飯の味見までなくならないよう、
みんな、マナーは守りましょうね。
さて、ぼーっと看てると変なのが来ました。

さっきまで歩いていたじゃない、おじいちゃん。
祭りの会場は人でごった返し、ビッチリだけど、
それでもやっぱり車を使って、
亀にも負けるスピードで品物を運びます。
昨日の竹のゲート作りに、脚立使わずに
わざわざトラック使っていたのを思い出しました。
明日は、海の方に行って
女人禁制の儀式です。
阿美族って母系社会といいつつ
祭りのような、飲んだくれて唱って踊る楽しい部分だけ男の物?
と、うっすら気づき始めました。

アラレちゃんのペンギン村のようにみんなが知り合いで
ゆっくり時間が過ぎて行く、都蘭の祭りです。




















































